シリーズ:ワイン屋の店主は帰らない フレンチレストラン Graal編

ワイン屋店主が退勤後に立ち寄り仕事兼飲み、テイスティングでくだを巻き訪問するシリーズ企画第一弾は盟友 佐藤ソムリエが勤務される「フレンチレストラン グラール」です。

今宵も店主は帰らない。

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駅前のドンキホーテ隣のビル地階にて営業するグラールは基本的にはレストラン。

ランチ、ディナータイムともにコースメニューを提供するお店です。

※ディナー後のバータイムあります

抑えたトーンの店内は市内のフレンチには珍しいコの字形のカウンターフレンチで、ソムリエのサービスやシェフの手仕事をライブ感覚楽しむことができるのも特徴と言えます。

私は店内に構える構造物「柱」の側に座るのが好きです。

不思議と隣席の会話などはさほど気にならないのはこの柱のおかげでしょうか。

他にも扉で仕切られた個室とカウンターから独立したテーブル席もあるのでパーソナルな使い方もできるようです。

 

■ワインは

佐藤ソムリエのコーディネートは一見ノンジャンルなようで一定の定義があるように思えます。 産地や品種にとらわれない、ときに攻めたワインも出てきます。

ワインペアリングのいいところは "ふだんなら飲まないワイン" をアクセントに入れてくるので偏ることなく味わえることかもしれません。

佐藤ソムリエは料理とワインの組み合わせはもちろんですが、お客様の好みや話題性のある銘柄なども入れ込んできて、ソムリエの独りよがりなセレクトにはならない守備範囲に広さをみせてくれます。

そしてワイングラスの種類も多彩。 高機能なグラスを贅沢に使ってくれます。

 

■料理は

私はもっぱら一人なのでバータイム向けの単品を頂戴します。

この日は白身のカルパッチョと 「餃子🥟」⁉️です。

※ちゃんとメニューに書いてます。

菅原シェフはモダンなものからオーセンティックなお料理までこなす器用な方です。 

なによりシェフがグリルで肉🍖類を焼いているのを見るととても美味しそう。

先ほどの餃子もそうですが、それぞれにきちんと美味しい。

 

フレンチっぽいメニューもちゃんとあります。

本格派フレンチの佇まいでありながら遊びの効いた居心地の良さ。

ワインと料理に新たな発見を楽しませてくれる、そんなお店です。

ご馳走様でした。  帰ります。